姓名判断の魂ゆら占い

樹門流姓名判断×名前・芸名・雅号が効きはじめる時間

名前の形成時間

樹門流姓名判断×名前・芸名・雅号が効きはじめる時間1
樹門流占い師の二代目樹門幸宰です。
皆さんのお名前はどなたがお付けになられましたか。
ご両親ですか。それともおじいさま、おばあさまなどの親戚の方々ですか。
もしくは神社やお寺の偉い人、占い師など、上記のいずれかが多いことでしょう。

名前にまつわる疑問点は考え始めるとたくさん出てくるかもしれません。
まず生まれて最初に誰かにつけられた名前は、その名前がついてから、どのくらいで“効果”がでるのか、という問い。
名前をつけてもらう人によって運が違うのかという問い。

なお、名前がつくことによって、運勢は始動する、または運勢が発動するという考えを持つ、『樹門流姓名判断』を前提とした運命論・運勢論であることはご承知ください。

その前提のうえで、さらに命名されたお名前が途中でつく新しいお名前=改名や、芸名や雅号、ニックネームやあだ名も含めて、効果があるのか、その効果がでる程度や期間はどのくらいかかるのでしょうか。
 さらに、それぞれに名付ける(名付けられた)名前の“効果”はどのくらいの時間が経つと、発動するのかを推定計測してみましょう。
あともう一つ、新しい名前の効果が出る一方で、古い名前の効果はどのようになるのでしょうか。

整理します。

  1. 最初につけられた名前は、どのくらいで名前の“効果”がでるのか。
  2. 名付けた人によって運に違いがあるのか。
  3. 改名、芸名やあだ名は効果があるのか。またはその効果比率や割合はあるのか。
  4. 改名、芸名やあだ名の効果が出る期間はどのくらいかかるのか。
  5. 新しい名前に効果が出るのであれば、一方の古い名前の効果はどのようになるのか。

これらの疑問をもろもろ回収していくこととしましょう!

名付けにまつわる質問エトセトラ

樹門流姓名判断×名前・芸名・雅号が効きはじめる時間2

1.最初につけられた名前は、どのくらいで名前の“効果”がでるのか。

上の疑問の「1.どのくらいで名前の“効果”がでるのか。」という名前の効用の質問に関しては、他のすべての質問の起点にあたる考え方ですので、最初のお話として必要かと思います。

名前は年輪のようにその効果を層のように重ねていきます。
3年で33%、6年で66%、9年で99%、10年で、いったんの完成を見ます。

十月十日(トツキトオカ)の歳月を経て赤ちゃんが生まれます。
そして無事に、正式に名前が付きます。この時点で名前の効果は0%に過ぎません。
だいたい歩き始める1歳の頃には名前の効果は11%と効き始めます。この時期には頭脳性の方向性がやや形成されはじめる頃でしょう。
イヤイヤ期にあたる3歳頃では頭脳性の方向性が定まりつつ、それに伴い、性格は完成へ向けての最初の輪郭が見えてきます。この時期の名前の効果率はおよそ33%と考えています。

さらに小学校に入学する年の6歳頃には、性格の輪郭は固まりつつあります。
このあたりは一般に物心がつき始める3歳、4歳から6歳頃、はじめて自我が確立する時期にあたります。名前の効果率はおよそ66%となります。

そして小学校3年生から4年生にかけて、頭脳性や性格の原始部分は固定化されます。したがって、生まれてから9年、10年の歳月を経ることによって、効果率は99%と、個性の完成をみることができます。ここまでが名前の効用期間の原則論となります。
さらに次の10年、さらなる10年を経るごとに、名前の効用は年輪のごとく重厚さを増していくことになります。

参考までに他の占いは、名前の効果に要する年限をどのように考えているのでしょう。
占いの中で改名をする占術は主に姓名判断です。
よって、自然とそれは姓名判断のほかの流派による回答となりますが、3カ月で効果が出るという占い(姓名判断)、または3年で効果が出る。当方と同様に9年かかるという占いもありました。

 中には新しく付いた名前をひたすら書くと、短期間で効果が出やすくなるという占いもありました。
「名前を書くことでその効果は早まる」という占いに対しては、当、樹門流占いと考えが異なりますので、少し脇道には逸れますが一言だけ失礼します。

先にも申し上げたとおり、生まれた1歳の子は11%、3歳の子はすでに33%の名前の効果があると当方では考えています。
この仕組みを現実にあてはめます。生まれて「麻里」と名付けられた女の子が、3歳の時に「まりちゃん」と呼ばれれば、その音で自分の名前がわかると思います。

ですが、姓名の漢字をみて、それが自分の名前であると認識をするお子様は何人いるのでしょうか。
大部分の3歳児は無自覚のままに名前を漠々と“認知”しているはずです。それでも33%の運勢は走り出しています。
ゆえに名前の効果は己の認識だけの問題ではなく、名前が付いたことで人生や運勢が自然と発動していると考えるにいたります。

話を戻し、このトピックをまとめると、名前の効果は3年で33%、6年で66%、9年で99%で効用を占めると考えます。

2.名付けた人によって運に違いがあるのか。

次に疑問の二つ目に参りましょう。
両親や祖父母、神社仏閣、占い師に名付けられた名前に、効果の違いはあるのでしょうか。
単刀直入に言うと、効果に違いはありません。

もし「山本太郎」という名前を両親がつけたとします。はたまた占い師が「山本太郎」と名前を付けたとします。
「山本太郎」と両親がつけても、占い師がつけても、運勢は感性の頭脳となり、直情的でワガママになります。つまり、名付け親の差で効果に違いはありません。
(もしも名付けた名前が違えば、当然に付いた名前にひもづく運勢は違うので、そこで違いが出るのは当然の結果です。)

3.改名・芸名やあだ名は効果があるのか。またはその割合はどのくらいか。

最後についた名前で結果が出ます。であるならば、途中で変更する改名も、芸名や雅号、そしてあだ名やニックネーム(以下、芸名と略す)も効果があると考えます。

ただし、「名前に対する改名(以後、名前―改名)」と、「名前に対する芸名(以後、名前―芸名)」は「性質」が異なると考えています。

「名前―改名」は、個人と社会を包括する運勢ですが、「名前―芸名」は主に社会に対する運勢を包括しています。
すると、後者の「名前―芸名」の中にある運勢には、家庭運などの愛情運よりも、社会運の中にある経済運や名誉運が優先されます。
したがって、運勢の本体は「名前―改名」の路線にあって、副次的な運勢に「名前―芸名」路線が敷かれていると解釈してください。

先に問いとしてあげた、名前と芸名の運勢の効果、比率的な割合となると、「名前―改名」が全運勢の過半数を占め、「名前―芸名」があればその影響は、適度に、社会的な認識を受けることとなります。
たとえば、本名の運勢がハッキリしない性格だとしても、芸名と同じ分類でもある、ニックネームやあだ名がきっちりと断言する合理的な運勢であれば、友人や社会からは、あなたはしっかり者に見えているかもしれません。

4.改名・芸名やあだ名の効果が出る期間はどのくらいかかるのか。

こちらは先の申し上げた〈1〉の名前の効果の原則論と同じです。
改名も芸名も、運勢に効果をもたらす期間は3年で33%、6年で66%、9年で99%というのは同じですが、〈3〉で申し上げた運勢の効果作用は本名と芸名とで、その目的は愛情運か経済運かに分かれます。

5.新しい名前に効果が出るのであれば、一方の古い名前の効果はどうなるのか。

明確にしなければいけませんが、生まれた時の名前でつちかう運勢の頭脳性や性格は、新しい名前に変わっても受け継がれます。
新しい名前が付いた時、その新しい名前は古い名前を上書きをせずに、新しい運勢を付け加えていきます。
もしも前の運勢より良い運勢になれば、友人やパートナーと、良縁になったり、人生的内容はプラスの意味で付加されたりと、その後の道は拓けるかもしれませんし、またはひらきやすくなるかもしれません。

有名人の本名と芸名が持つ運勢の違い

樹門流姓名判断×名前・芸名・雅号が効きはじめる時間3
有名人の本名と芸名が持つ運勢の目的は違っていて、本名と芸名の関係は不思議です。〈3〉でも申し上げた通り、本名と芸名が狙う方向は違います。
本名は健康・経済・愛情と全体を狙うのに対して、芸名は経済運に特化するような特性があります。
つまり、運勢の本体は「本名」で、そこに引きずられるように芸名があって、それは社会運を確立すべく奮励努力をします。

だれもが知っていそうな有名人の本名と芸名(ニックネーム)を挙げてみます。
御三方、敬称略にして失礼します。

[タモリ]

タモリは芸名が「タモリ」で、本名は「森田一義」になります。
どちらの運勢も、人に順応、社会に順応と、マイルドな運勢の持ち主となります。ゆえにソフトな印象を自然保持します。
運勢の本体は本名なので、「森田一義」が健康運、経済運、愛情運をもたらします。
特に子孫の継続性に関しては、本名がその運勢を強く表示しています。
一方の芸名「タモリ」は対社会に対する運勢傾向を強めています。彼の場合、本名も芸名も同じように順応性が高い名前です。
本名も芸名も安定した性格であるために、とてつもなく自然体の柔和、温厚なように、私たちにも見えていると判断しております。

[明石家さんま]

芸名は明石家さんま、本名は杉本高文になります。
本名の運勢には見えないのですが、ブラウン管から伝わる、時より感じる主義主張の強固さ、自己正当視は芸名の「明石家さんま」が持つ運勢がもたらしているように見えます。正当視の強さは好き嫌いが分かれるところですが、勝気である性質的な運勢は「明石家さんま」に見出せます。
なお、彼の本名の「杉本高文」の名前は家が絶える絶家代(ぜっけだい)です。
ネット上から知りうる愛情運の無さは本名がもたらす運勢だと判断します。

[イチロー]

元メジャーリーガーのイチロー選手の通称イチローの名は、最初に所属したオリックスブルーウェーブの新井コーチが名付けてくれたのがはじまりだといいます。
この通称名は、ニックネームであり、雅号ともとれますが、このイチローの名前は対社会に順応する、継続性をもたらす運勢をもっています。このニックネームをして世界記録をもたらしたと私は判断しています。
一方の本名の鈴木一朗は「なんで私はこうなるんだろう」と後悔が強くなり、自身の不運を嘆く運勢となります。特に親・夫婦・子の愛情面に泣かされる運勢となります。通称「イチロー」が持つ運勢とはかけ離れているものがあります。

まとめ

樹門流姓名判断×名前・芸名・雅号が効きはじめる時間4
まとめます。
両親や祖父母、神社仏閣、占い師の誰かに名付けられた名前は、名付け親に限らず、9年で効果を得ることになります。
また改名をした際には、そこから9年の後にその新しい名前の効果を得ることになります。

健康運や経済運(社会運)、家庭運である愛情運の充実をはかるためには本名が大切であり、その上で社会運の安定をはかる意味では、付けたからには芸名も大切になっていきます。
また改名であっても、芸名・雅号、ニックネームであっても名前の効果が出るまでは9年がかかります。
したがって、今のお名前を新しき良き運勢の名前にするのであれば、「善は急げ」の結論に達するのです。


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