国際結婚
日本人と外国人が結婚する国際結婚。
最近は珍しくはありませんが、明治や大正、昭和にいたるまでは絶対数が少なく、在日の外国人は肩身の狭い思いをされていたと思われます。
（現在もまだまだ外国人には厳しい環境には変わりはありませんが…）
私が知りうる明治以降の有名な国際結婚は、大正時代に活躍した細菌学者の野口英世（1876-1928）や、ニッカウヰスキーの創業者の竹鶴政孝（1894-1979）の奥さまが外国人の方です。
当時の日本国内における国際結婚のハードルは高いものでした。（野口英世は海外在住）
一方、今の国際結婚は特別ではなく、感覚的にはハーフの子や、外国人の子どもが学校の１クラスに一人や二人はいるのが当たり前のようになっているのではないでしょうか。
インバウンド
感覚的には多いと思う国際結婚は、実際に数字でみると違っていて、日本国内における国際結婚の割合はわずか３％だそうなのです。
いまや日本に来る外国人旅行者は年間３０００万人時代ですから、さらに国際化の流れが進めば、その割合は変わっていくかもしれません。
好きになる対象
人それぞれ、好みは異なります。
- 好きになる対象が外国人だけ
- 国籍を気にせず好きになる対象に外国人もいる
という人もいますし、反対に日本人だけしか好きにはならない人もいます。
それらの国際的な恋愛度によっても『家三代の興亡』などの運勢が透けて見えます。
【参考記事】
姓名判断からみた国際結婚の仕組み
占う傾向
当占術では対面や電話による占い師の直接鑑定があります。
その鑑定も数十年前と比べると、ハーフの方や外国の姓の女性のお客様が少しずつ増えている感覚があります。
その方たちがまず疑問に思うのは「（樹門流姓名判断で）外国人を占えますか？」という内容です。
答えはYESですが、日本人とアメリカ人のお名前を例に、外国人の方が占えることを説明します。
日本人（仮名）：鈴木一郎（スズキ イチロー）
日本人の『鈴木一郎』さんにとって、その名前は本名であって、生まれた時に授かった名前で、その人の運勢そのものを示しています。
両親から名づけられることが一般的かと思いますが、樹門流姓名判断ではこれを「生まれる前から決まっていた運勢を表すもの」と考えています。
関連記事
名前と遺伝子と姓名判断
本名はその人の運勢そのものを表しています。
そして、本名は自ら人生を切り拓いていくための運勢である「自動運」を意味します。
一方で、周りの方は鈴木さんのことを、名前の「イチロー」で呼んでいます。
「イチロー」のような名前は、本名であり、愛称やニックネームにも通じるものです。それらは自分の意志とは別のところで周囲によって決められるものです。
周りの影響によって決定される部分の運勢という意味で、これを「他動運」と呼びます。
人の運勢は本名と呼び名、つまり「自動運」と「他動運」が混ざり合って成立しているのです。
通常の鑑定では、運勢の核は「自動運」ですので『鈴木一郎』の名前を鑑定いたします。
たとえば、大リーガーのイチローさんのように、「イチロー」や「ICHIRO」の名前で社会に認識されている場合は「他動運」も鑑定をする場合があります。
アメリカ人（仮名）：Michael Smith（マイケル スミス）
アメリカで育ったアメリカ人のMichael Smith さんにとって、その名前は本名であって、生まれた時に授かった名前です。
『Michael Smith』という本名はその人の運勢そのものを表していて、本名は自ら人生を切り拓いていくための運勢である「自動運」を意味します。
その『Michael Smith』が日本に働き、日本の女性と結婚をし、家庭をもって日本に住んでいます。日本の生活にも慣れ、日本の書式にあわせて「マイケル・スミス」とカタカナ表記で住民登録をしています。
この「マイケル・スミス」という日本語読みの名はさきほどの鈴木さんでいうところのニックネームの「イチロー」と似ていて、概念としては「他動運」の扱いになります。
マイケル・スミスさんを占いたい
漢字語圏である、日本人、台湾人、中国人、韓国人はもちろんですが、ほかに英語のアルファベット圏であれば、鑑定ではそのままの英語のお名前をいただきます。
マイケル・スミスさんであれば、「Michael Smith」さんと「マイケル・スミス」さんの日本語読みであるお名前、「自動運」と「他動運」をあわせておうかがいいたします。
何を占う？
鑑定する主眼となるテーマはすべて同じです。
“健康であること、金銭に苦労しないこと、愛情があること”
これらの三つがつながる名前なのか、つながらない名前かです。
「外国人を占える？」というプライマリーなご質問がクリアされたのなら、ぜひ占い師による直接鑑定をご検討ください。
関連記事（つながる名前の重要性）
『ライフハック×樹門流姓名判断』
