姓名判断の魂ゆら占い

一目ぼれ × 樹門流姓名判断

一目ぼれ

一目ぼれ × 樹門流姓名判断1
「わたし、あの人に一目ぼれしたの♪」
「夫との馴れ初めはわたしの一目ぼれから始まりました」
「一目ぼれした彼女に夢中なんだ!」

過去にこんなフレーズを直接、もしくは又聞きで聞いたことがありませんか。

『一目ぼれ』は原始・動物的、実に本能的なもので、人間に備わる様々な能力の中で、“アテ”にできる機能かもしれません。
とはいうものの“アテ”にできない機能でもあります。なぜなら早とちりもあって、実に人間らしい機能でもあるからです。

汗の匂い

「一目ぼれ」をいったん置いて、汗のニオイについてです。
ニオイは将来確実に個人情報の一つになるでしょう。
汗の臭いを嗅いで「これは耐えられない(臭さ)」と感じる場合は、その人は血縁が近いことを意味するらしいのです。
よくある風景で、年頃の娘が父の汗の臭いを嫌がるのは正常なことです。その理由は、自分にとっての嫌なニオイとは血縁の近さを意味しているので、そのシステムは近親相姦を遠ざける自然の作用があるのです。

逆に「これは大丈夫で、いやなニオイではない!」と感じる人は血縁が遠い人を意味して、良いと感じる汗のニオイの人とは相性が生じやすいといえるのです。

ニオイは五感のうちの嗅覚による相性を探る機能。また、五感の視覚による相性となるパートナーを探る機能。その一つに「一目ぼれ」があるわけです。
一目ぼれ、場合によってはニオイセンサーによって、果ては結婚があるかもしれません。その結果、子どもも生まれるかもしれないのです。
その場合、子孫継承へと繋がっていくわけですが、そもそもわたしたち個体は優勢な遺伝子を探してそれを継承させたいという本能があります。そのために遺伝子は、血眼になって自分にとっては“優秀”なパートナーを探します。
中にはそれを探せる人。もしくは探せたと思ったが違った人。探せなかった人、と様々です。

美女と野獣の男女間のつながりであれば、男性側の遺伝子の意図に新たに美の優勢さを補って、子供が生まれ、さらに子孫へ継承をさせやすい狙いがあるかもしれません。
弱視の家系は無自覚に眼が良い相手(遺伝子)を選んで、結果的に子孫継承の弱点を補完しようとする策略があるかもしれません。

また、天然パーマと直毛というように髪質の違う夫婦をよく目にしますが、意識的にはそこが結婚する重要ポイントではなくても、ひょっとしたら潜在意識としては結婚する重要なポイントになっているかもしれません。そのような様を考えてみると、夫婦の組み合わせは実にうまいことで成り立っていると勝手に関心するものです。(ちなみに天然パーマは優性(=顕性)遺伝子で、ストレートヘアは劣性(=潜性)遺伝子。)

相性の深遠

一目ぼれ × 樹門流姓名判断2
「一目ぼれ」の目的は相性を生じるパートナーの獲得でしょうが、そもそも相性には法則があります。(体臭のニオイも相性の法則に突き当たることでしょう。)
家は『三代の興亡』といいまして、「満ちては欠け、欠けては満ちる」をどの家も繰り返します。
初代の男性が家を栄えさせ、二代目はその家の繁栄を維持しながらも人生の後半から衰退の兆しが・・・、そして三代目は斜陽や憂き目を経験、また継続をするか断絶するかの瀬戸際の代になります。

それを乗り越えた後にまた、初代・二代目・三代目と、どの家もつながっていきます。
初代の男性には初代にふさわしい女性が縁を生じます。
同じように二代目の男女。三代目の男女の組み合わせとなります。
“ふさわしい”とは栄えた、衰退した祖父母、父母の家の流れが同じという意味です。
それ以外にも相性を見定める法則はいくつかあって、それらのバランスから相性を総合的に判断いたします。

余談となりますが、上記、瀬戸際の代の三代目となると、縁があって一緒になっても、その下の子供へはつながりにくい時があります。
そのカップル・夫婦には何がおきているかというと、新しい種がうまく咲かないような血同士の組み合わせとなっていて、家がリブート(再起動)できないような状態という表現ができます。

その場合、新しい血、つまり自分の血系にはない遠い血が交わることによって、新種交配が起きて、新しい種が芽吹き、家が再びつながっていくことができます。
鹿児島と青森の人、北海道や沖縄の人など、血縁的に遠い人と交わると新しい種が生まれやすくなります。国際結婚とか、大陸に多いハーフ同士の結婚はその法則からの家のリブートとなります。

一方、日本では本能が知ってか知らずか、あまり同姓による結婚は多くありません。佐藤さんと佐藤さん、渡辺さんと渡辺さんの結婚のような同姓同士は、血が近いなど同族としてみなされて敬遠されることが多いのでしょうか。実際に、同姓同士の組み合わせは家がつながりにくいものになります。なお、中国や韓国では同姓婚は歴史的に長く禁止されていました。

いずれにせよ、「相性」は奇しき縁(えにし)と言わしめるほどの奇跡で起こりうる現象です。「一目ぼれ」は充分に一つの遺伝子の補完能力だと思われますが、「一目ぼれ」のあとに早とちりによる別れがあるのは、奇跡である「相性」の深遠さをあらわす現象とも捉えられます。

とはいえ、夫婦の別れや離別も個人の運勢の中にあって、広義的には相性があっても別れは生じます。
よって「一目ぼれ」のあとにパートナーと添い遂げる、パートナーと別れることも、すべての現象も含めてすべて必然性と見るのです。
様々な遺伝子の補完は個人個人によって異なるでしょうが、いずれにせよ遺伝子は生き残りをかけた戦いを常にしています。
最後に一言締める言葉は一生添い遂げてという意味で、『一目ぼれ』に幸あれ!です。

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