樹門流姓名判断教室 学びのススメ

G.W

占い師の二代目樹門幸宰です。
日々の嘆かわしいニュースを考えれば考えるほど、生きていることの有難みを強く感じざるをえません。
また、コロナ禍は三年目を迎え、この状態はいつまでも続くのかと思う一方で、日々の中で、時間の使い方がだいぶ変わったと感じるのはわたしだけではないでしょう。

姓名判断教室の提案

単刀直入に、今日は時間の活用の一つの手段として、自分の磨きのための樹門流姓名判断教室をオススメしたいと思います。

皆さんが思う「姓名判断」とは、この画数（総合画数）だから、吉、凶というものでしょう。
しかし、『樹門流姓名判断』はそれとは全く違う姓名判断です。
特定の画数が「こうだからこうだ」というものではなく、姓名判断した結果のバランスをみて運勢を把握します。
またさらに違うのは、そのバランス性から運勢は祖父母と父母からの遺伝（精神的遺伝子）で伝わるという考えが根底にあります。
要（かなめ）として、この占いの特徴は名前を見て、一発でその人の存在性がわかります。

この占いの特徴を一例ご説明いたします。
あえて極端な場所と時代設定をいたします。
戦前、瀬戸内海のある小島の集落では古くからのシキタリにて、長男が必ず漁師の家業を継ぐという掟がありました。
仮名にて、漁を生業とする田中家には長男「稔」氏、次男「猛」氏、三男「信三郎」氏がいました。

長男が継ぐシキタリがあるにせよ、もしも家業をつぐのは誰が一番適切かと問われたら、樹門流姓名判断としては『三男の信三郎さんが継ぎます。』と答えるでしょう。
なぜなら運勢的に三男「信三郎」氏が長男“相”だからです。

“相”とは実質というニュアンスです。田中家の継承性は三男にあるということです。また、跡取りを占うだけではなく、健康運、経済性、そして愛情面が名前には含まれているので、兄弟姉妹、さらに親子の中で優劣さ、その人自身の運勢の伸びしろを言い当たることができます。
幸せな名前とは、健康であること、ご飯を食べられること、愛情に恵まれること。以上の三つがバランスよく継続するのが幸せな名前となります。これが叶うかどうかは、名前に委ねられるのです。

遺伝情報として、健康、経済、愛情における運勢の中身がしっかりと名前にセットされているわけですから、愛情面の継続性という側面を捉えれば、結婚運も見定めることができるわけです。

なお、上記の田中家の答え合わせを勝手にすすめると、田中家には不幸がありました。長男は戦争でなくなり、次男は交通事故で片腕がなくなり漁ができない体に。必然に三男が家業を継いだという類の話が多くのデータとして積み重なって、この占いを構築しています。

名前を見て、どんな頭脳が、性格が、そして人生となり、運勢となる。本人はもちろん、その奥行きとして祖父母、親、ひいては子、孫という複次元的に運勢を捉える占いはほかにはありません。
人は個体単体では生まれず、「父や母がいて私がいる」という当たり前に自分へと連なることを占術的にも確認できる占いでもあります。
名前を見れば一発で見抜き、その人の存在性をあらわにします。