姓名判断の魂ゆら占い

女の子の名づけ、軽んじるな!~姓名判断占い師の告白~

女の子の名づけを軽く見ないで

今度生まれる赤ちゃんは男の子ですか?それとも女の子ですか?
これまで多くのお名前の相談を受けてきましたが、女の子の命名を軽く考えてしまう方が少なくありません。その実例をいくつかご紹介します。

まず、赤ちゃんの性別がわかったとき、
「男の子だったら真剣に名前をつけよう」
「女の子だからほどほどでいいかな」
そんな温度差を感じる場面があります。

理由のひとつは、「姓が変わるかもしれない」という考えです。
日本では多くの場合、男の子は生まれたときの姓のまま一生を過ごします。そのため、「一度きりの名づけだから完璧にしたい」と、姓名判断に力を入れる傾向があります。
一方で、女の子は結婚などで姓が変わることが多く、「いずれ変わるなら完璧にしなくてもいい」と考えるケースがやや目立ちます。

私の印象では、男の子の命名本気度が100%なら、女の子への本気度は明らかにパワーダウンしています。「女の子は無難に、平均点以上の名前なら大丈夫」と考える方もいるのではないでしょうか。

実際の相談例を紹介します。

◆お客様1

第1子の女の子の命名相談。
「女の子だからそこまで真剣じゃないけれど、ほどほど良い名前を」とのご希望。

◆お客様2

5歳のお姉ちゃんがいる、弟さんの命名相談。
「男の子だから今回は本気で考えようと思いました」とのこと。
話を聞くと、ご両親ともにお姉ちゃんのときとは違う熱のこもり方を感じました。

◆お客様3

3歳の娘さんを持つお父さんがご自身の運勢鑑定に来られたときのこと。
「娘はいずれ結婚して姓が変わるだろうから、(3年前に)悩まず自分で名づけた」とお話しされていました。

また、ネット上でも次のような意見がありましたので、共有してください。

  • 「男の子は一生その名前だから気にするけど、女の子は結婚したら変わるからキリがない…」
  • 「女性は結婚して名字が変わるんだから仕方ないじゃない!」
  • 「夫も“女の子だし、どうせ名字が変わるしね”という感じでした」

こうした考え方には共通点があります。
女の子はいずれ姓が変わる可能性が高いので、「せっかく良い名前をつけても引き継がれない」と思ってるのです。
そのため、名づけの本気度に差が出てしまっていると理解してます。

しかし、樹門流姓名判断の立場から見ると、女の子の命名を軽んじる理由はまったくありません。
女の子の名前にも、男の子と同じように平等に名前の中に運勢があり、その子の人生を決めるものです。

私はその考えを改善してほしいと思っています。
「女の子の名前も、男の子と同じように心を込めて名前をつけてあげてください」
と、町にあるスピーカーを使って町中の皆さんに呼びかけたいほど、強くそう思っています。

なぜ軽視されるようになったのか

女の子の赤ちゃんの名づけについて、「本気度が軽視されがちではないか」と申し上げました。
だとすれば、なぜ、そのような考え方が一部に広まっているのでしょうか。
その理由を考えてみたいと思います。


ここから先は**有料公開**となります。
「女の子の名前は、軽視するような流れになった理由」について触れていきます。


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