姓名判断の魂ゆら占い

姓名判断からみた夫婦別姓問題 後記

どちらも占えます

姓名判断からみた夫婦別姓問題1
日本で結婚した夫婦の96%は、女性が男性の姓になります。
つまり、ほとんどが夫の姓になります。
別姓がいい、同姓のままがよい、など結婚制度やその周辺の制度に賛否両論は続いております。

興味深いのは、選択式別姓ではなく強制別姓を主張している人の名前をみると、夫より性格が強いなどの特徴がある、『家三代の興亡(※)』の三代目の女性がよく見受けられます。

いずれにせよ、この樹門流占術的な見解としては、籍を同性にしようが別姓のままであろうが占い(姓名判断)はできます。
この内容は以前のブログでもお話しさせていただきました。

占術方法としてはどちらでも占えるのです。占術としては全くの動揺はありません。
なぜなら最後についた名前で結果が出るようになっているからです。

先日の記事

占いからみた夫婦別姓問題について1占いからみた夫婦別姓問題について

姓からくる運勢

また、姓名判断的に「姓」が違うことによる懸念点も先日のブログで申し上げました。
それは姓からくる運勢は強大という認識も必要だということです。
人生の結果は姓と名を合わせたのが人生の結果ですが、姓に宿る運勢も存在します。運勢・人生のスタートを「姓」が封切るように名字が持つ運勢の力は壮大にもなるのです。

  • 高橋、高木、高田などの高○で始まる姓。
  • 河野、河本、河田などの河○で始まる姓。
  • 宮崎、宮本、宮川などの宮○で始まる姓。
  • 前田、前澤、前川などの前○で始まる姓など。

4グループ以外にも名字の最初の画数が9画・10画で始まる姓は天下盗り家系といって、勝者と敗者を代によって入れ替わり立ち代り繰り返す家系です。
概してその姓になった一族は勝気で白黒をはっきりつけたがります。

たとえば、夫婦が別姓だとします。夫と子供たちが天下盗りの『姓』で、妻がそれ以外の姓であった場合、夫と子供たちは姓が持つ運勢から自然と勝者側に立とうと寝ずにでも戦います。一方の妻の姓にその要素がなかったとしたら、妻は差をつけられ、敗者側になる可能性が高くなります。
妻は天下をねらわない運勢なので、一方的に敗者側に仕立てられやすい環境に追いやられることもあるのです。

このように別姓になると“家族的”な運勢を共有しない、一緒に足並みがそろいにくい現象が誕生します。姓が同じ場合のメリットは団結力です。そして温度感、熱量です。

姓名判断からみた夫婦別姓問題2

選択的夫婦別氏制度

夫婦別姓案に賛成派と反対派がいるために選択的夫婦別氏制度の折衷案のようなものもあります。
別姓案に賛成派は「同姓義務は差別」「その家側に組み入れられるようで不快」
「他国がそうだから」。

別姓案に反対派は「別姓制度にしなければならない切実な理由が無い」
「家族の絆を弱め社会制度を脆弱化させる」などがあります。
賛成派は革新タイプで、反対派は保守タイプとも言い分けることができるのではないでしょうか。
私は両派が拮抗しているのなら、選択的夫婦別氏制度でも良いとも思いますが、反対派の「家族の絆を弱め社会制度を脆弱化させる」には賛同できる部分があります。

家族の絆を弱めることは心配な点です。
社会制度の脆弱化とは、結婚制度の破たんなどが社会通念の変化を生むという意味で、個人主義のまん延を恐れていると思われます。

アイデンティティ

姓名判断からみた夫婦別姓問題3
繰り返しになりますが、私は強制別姓案、選択式別姓案の中では選択式でもよいとは思いますが、日本文化としては夫と妻の現状の同性案の方がよいと思っています。

日本の中で一番長い家は天皇家においてほかはありません。
伝承としては日本人の家系は源氏や平氏の末裔になっている家が多いと思います。
源氏平氏の発端は天皇の子や孫たちですので、つまり、日本人はほぼみな天皇の末裔ということになります。
天皇家は有史以来、男子男系で継承されています。つまり父系をたどれば、過去歴代の天皇に必ずさかのぼることができます。
ここで言いたいのは軸を父系としているところです。
軸を一本にすることによって、さかのぼることは容易になります。

これを民間の家に当てはめるのであれば、基本的な軸を父系とする夫婦同姓にすることによって、自分の軸を源氏や平氏にさかのぼることができます。
もしも選択式夫婦別姓になった場合は、ある時は父方、母方というように、その軸はジグザグになっていくのでしょうか。
私は家族の運勢の土台も一緒になれて、現実感としてのアイデンティティ=identityが掴みやすい夫婦同姓の方に分があるという思いです。

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