姓名判断の魂ゆら占い

姓名判断と四柱推命

姓名判断と四柱推命

姓名判断と四柱推命1
「姓名判断」か「四柱推命」、今日はどちらの占いを使うべきかを迷っている方に向けた内容です。
姓名判断は名前を用いて運勢を判断します。一方の四柱推命は生まれた年月日時で運勢を判断します。
しかし、皆さんの立場を考えた時におそらく混乱されるのは、姓名判断、四柱推命にもそれぞれに流派があるということです。

確かに流派の違いで、計算の仕方や考え方は違うというのはありますが、そもそも自身を純粋に占いたい思いがあるほどに、その占いをすることによって何を得られるかが占いの本願ではないでしょうか。
もちろん運勢がよければそれで良いのですが、それとは反対な答えが出た時の対処法に違いがあるのかを知りたい方も多いかと思います。

つまり運勢が悪かった場合の対処法について、二つの占い(姓名判断と四柱推命)はどうなっているのか。占った結論から、運勢の改善方法を比較してみることにしましょう。
なお、最初に申し上げますが、私の専門はあくまで“樹門流”の姓名判断です。それを念頭に置いてお読みいただけるとうれしいです。

運勢の改善方法

当方の見立てとなりますが、運勢が悪かった場合の『四柱推命』の解決策として、自身の運勢をよく“理解”をして、いつか来る波に備える、波に堪える耐性を作ろうと心がけようとします。
一方で運勢が悪かった場合の『姓名判断』による解決策は、名前を途中で変える「改名」を施すのが一般的かと思います。他の姓名判断での改名に対する考えはさまざまでしょうが、樹門流姓名判断の考え方は名前が運勢をコントロールしているという立場ですので、運勢が悪いのであれば、その波に耐えうる新たな免疫を付加するのが改名の効果だと考えています。
その結果で生きやすさを得られやすい名前にします。
よって、はっきりとしていますのは『四柱推命』と『姓名判断』では、悪い運勢を持っている人へのアプローチは異なるということです。

余談ですが、四柱推命でメジャーな流派は「泰山流」。姓名判断の源流は「熊崎式」に該当します。しかし、当方の樹門流姓名判断はそちらとは計算方法も考え方がまったく別の姓名判断だと思っていただけた方がスムーズです。
なお運勢が悪かった場合の各占い・各流派のアプローチ方法は、実際にご自身で改めてご確認いただけると幸いです。

『姓名判断』の中で普及している流派の熊崎式の鑑定内容は、名前によって良い=吉、悪い=凶という選別する占いと言えるかと思います。樹門流姓名判断と違うところはたくさんありますが、ここで一つあげるとするならば、熊崎式は個人に特化した見方をする占いです。ですから親が“吉”の名前であれば、子は“吉”もあれば、“凶”もあります。親子や兄弟、姉妹でも、個人個人という個人主義で完結している印象を持っています。

樹門流姓名判断の世界

姓名判断と四柱推命2
ここからは話が変わります。
さきほど当方の樹門流姓名判断は“一般的な姓名判断”とは全く別物であるという話をいたしましたが、その概要となります。

『樹門流姓名判断』の鑑定内容は、名前によってはとてもセンセーショナルなることがあります。つまり感情やその感覚を非常に強くゆすぶることがあります。
ですから、時にショックを受ける方がいらっしゃるかもしれませんが、もしこれが将来事実として起こりうる…のであれば対策を講じる必要が出てきます。

兄弟がいる。

名前には運勢型といって、運勢の種類を割り出すことができます。

兄:隔離型(H型) 弟:タテ型(A型)

という運勢型の兄弟がいたとします。
兄の性格は自分が一番偉く、自尊心がとても強い人。
一方の弟の性格は勝気で負けず嫌い。狙った目標に対して勝者を狙う人。

これらの兄弟の組み合わせの果ては、たとえ小さい頃に仲睦まじかった兄弟であっても、成人後には兄弟が不仲になったり、その他にもある運勢次第では骨肉の争いをも辞さない兄弟関係となります。
その兄弟構成の名前の原因として、祖父母代では葛藤があった家とみます。
このように兄弟からみた祖父母や父母を原因として、そのような運勢が兄弟に宿るというように、原因と結果がワンセットであると“樹門流”姓名判断ではとらえることができます。
ちなみにこの話は実際にモデルがいます。相撲界で活躍された花田兄弟(元・若乃花、貴乃花)です。

姉:ヨコ型 妹:オール同数型

姉の性格は名誉心が旺盛で自身の人格を認めてほしいと強く願う人。
一方の妹の性格はなりふり構わずがむしゃらに生きるエネルギッシュな人。
この姉妹構成の場合は、姉が夭折(早くになくなる)する場合もあります。または成人しても子孫性が難しいかもしれません。そして妹もやがて子孫性が難しい状態になります。特に姉の方が健康や経済、愛情面のいずれかで劣勢な立場になることが多く、姉妹ともに絶家の宿命を持ち合わせています。
祖父母代は栄えた家の末裔ということになります。

性格・性質を読み解くことは当たり前です。
兄弟姉妹の運勢の構成から、どのような人生を送るかどうかを読み解けることができます。運勢によってはこのように劇的な展開になることがあります。

個人一人の単独のお名前をみても、人生がどのようになっていくのかを観ることができますが、特に他の占いと違うのは、家族とは連綿としたつながりの中で運勢が形成される、これが考え方のベースにあるということです。
そのベースの実体は「遺伝(精神的遺伝)」による作用で、感情までもが遺伝することによって子や孫たちは個性を身に付けていくことになります。そして実際に占い師による直接鑑定であれば、個人よりも兄弟、そして親子ご一緒に鑑定をした方が、結果的に個人のお名前をより深く直視できるということになります。

もちろんすべての鑑定内容がこのように劇的に辛らつ(手厳しい)になるということではありません。しかし、上で示したお名前の組み合わせである劇的な運勢に対しては、これまた劇的な対処法である「改名」をもってして、運勢の方向転換をはかるということです。改名によって少しでも生きやすさを狙っていただくのです。

樹門流占いの余談

以下、樹門流占いにたいする補足説明です。
樹門流で占う対象媒体は実は姓名判断・名前だけに留まりません。
「このような名前は、このような手相になって、このような家(家相)になっている」とする占いでもあります。新たに手相と家相というワードが出てきました。
どういうことなのでしょうか。

例えば、名前でいう運勢で「タテ系(Aタイプ)」という努力する運勢であったとします。すると、白黒をはっきりと決めたがり、勝ち気で負けず嫌いな性格になります。

そして名前でわかった「タテ系(Aタイプ)」という運勢を下に、手相の気付きが生まれます。
手相の中にある「運命線(運勢が順調にいくかを見定める線)」という線の起点は、生命線の途中から中指側に向かうケースが多いということがわかります。※運命線の起点は他にもいくつもありますがその起点を名前から特定)
さらには、名前が「タテ系(Aタイプ)」から家相にも気付きがうまれます。
家は「東」か「西」に玄関をもつ傾向が高いということも連動してわかるようになります。(この玄関の位置に対しても運勢を当然に持っています。)
名前から、手相や家相というように連動して運勢がわかるようになるのです。

名前・手相・家相と一見異なる占術のように思えるでしょうが、樹門流占いだけがこのように連動して占うことができます。
名前、手相、そして家相から、あなたの運勢はどのような流れの父母であり、祖父母からどのような感情が遺伝した内容を知ることができるのです。


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