まわりに必ずいる人
あなたやあなたの周りに、
「あいまいなことが気持ち悪い」と感じる人はいませんか?
いや、どんな学校の中や会社の中にも、そんな人は必ずいます。
例えば、次の文章を読んでみてください。
「今日は公園で友だちと遊んで楽しかった。」
ひらがなにすると、
「きょうはこうえんでともだちとあそんでたのしかった。」
です。
では、次のように文字の並びが入れ替わっても読めるでしょうか?
「きようはこえうんでとみだちとあそんてたのしつかた。」
これは「タイポグリセミア現象」と呼ばれるものです。
文字の順番が入れ替わっていても、脳が単語全体をひとまとまりとして見て、
最初と最後の文章が同じであれば、瞬時に正しい形に補正して読むことができる現象です。
今日の主役の運勢の人たちは、
これらの「入れ替わった文字の文章」をとても気持ち悪く感じます。
たとえば、「きよう」はまだ読めても、
「こえうん」で違和感や拒否感を感じてしまい、
それを直さないと先に進めないと思うタイプになります。
- 『遅刻は許さない!』 -
明日、A社で9時30分から商談があります。
自分と後輩の2人で行き、自宅から直行にて
9時10分に新宿駅新南口改札前で待ち合わせする約束でした。
当日、予定より10分前の9時00分に到着。
まだ時間前のため、後輩はまだ来ていません。
9時10分にはまだ現れず、1分、また1分と時間は過ぎていき、
6分遅れて9時16分に到着しました。
腹は立ちましたが、その場では怒らずに急いでA社へ。
後輩はさすがにきまりが悪く、A社に向かいながらも、
何度か先輩に謝罪をしていました。
数時間、商談は無事に終わり、喫茶店で休憩しながら、
後輩に1時間かけて遅刻の非を論理的に説教しました。
そして何度も後輩は謝りました。
後輩は商談には遅れなかったものの、
自分との約束時間に遅れたことが許せなかったのです。
このタイプの性格は、他にもこんな特徴があります。
・あいまいを嫌い、はっきりさせることを好む
・目に見える事実を信じる
・主語と述語をしっかり伝える
・自分の信じる道に妥協しない
・いつも自分が正しいと思っている
・勝つために努力を惜しまない
今日は、この運勢を「努力型」と名付けて展開します。
目に見えるものを信じる
もう少し詳細なエピソードに触れていきましょう。
『努力型』の性格の中に「目に見えるものを信じる」という特徴があります。
これは基本的な性格として間違いではありません。
ただし、当方のお客様にもこのタイプの方は多くいらっしゃいます。
ではなぜ、一般的に目に見えないものとされる占いに
興味を持っていただけるのでしょうか?
ここで、「目に見えるものを信じる」性格にまつわるエピソードに触れます。
まず、「目に見えるものを信じる」理由は合理的な頭脳にあります。
人生の目的は、何か具体的な目標を見つけて努力し、
それを手に入れることだからです。
自然と「勝つこと」を目指す運勢を歩むことになります。
それは遺伝子レベルで刷り込まれた人生訓ともいえます。
*
運勢タイプ「努力型」の人は占いに対して、
全く興味すら湧かないか、完璧に信じてのめり込むタイプにわかれがちです。
そこから、0%か100%にわかれる様を捉えて、
当方の占いに関心がない人を「0の世界」の住民と呼び、
関心を持つ人を「100の世界」の住民と呼んで話を進めます。
- 0の世界 -
「占いなんて迷信だ」
「虚業的な商売だ」
「それでどうやって食べているのか」
目に見えないものへの不安は誰にでもあります。
例えば、新型コロナウイルスの流行時、世界中が不安に包まれました。
私も例外ではなく、感染や症状、治療薬の有無など、
多くの疑問と不安がありました。
2020年2月には、未知への不安が日増しに大きくなりました。
その際、たとえば「感染しても95%は軽症」や
「ワクチンで92%は症状が抑えられる」などの数値説明で安心する人もいれば、
「およそほとんどの人が軽症」「ワクチンで多くの人が守られる」など
曖昧な抽象的な説明でも安心する人もいました。
『努力型』の運勢で「0の世界」の人は、
前者側の数字で安心を得る合理的なタイプです。
彼らは特に、目に見えないものに対して不安を持ちます。
そのため、「0の世界」の人は、現代においても占いなどは迷信であり、
不確実な世界と信じるかぎり、この世界に留まります。
特に理系・工学系の科学者は占いを嫌う方が多いかもしれません。
しかし立場や考え方が違えば、それも当然のことだと私も理解しています。
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- 100の世界 -
『努力型』の中には、最初から「100の世界」の住民もいます。
また、もともと「0の世界」だった人が
「100の世界」に移行することもあります。
これが人(運勢)の面白いところです。
もちろん、
「占いは迷信?」
「虚業的な商売?」
「それで食べているの?」
こうした疑問や反論を持つ人が条件としてはあるでしょうが、
その思考は「0の世界」から「100の世界」への転移のきっかけとなります。
少なくとも、当占いに興味を持った方は、
「なぜ占いは迷信といわれるのか?」
「本当に虚業なのか?」
「当たる占いなら食べていけるのでは?」
こうした好奇心が、占いへの深い興味に繋がります。
そして、肝心の鑑定内容の一致率が高ければ高いほど、
「100の世界」への転生が可能となります。
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「0の世界と100の世界の続き」「努力型の経済価値」などを詳しく紹介