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名前はこう解く!

樹門幸宰が様々な事件や著名人を姓名学的な見地から解説する連載コラムです。

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ノーベル物理学賞受賞 益川敏英氏を解く

初めて「名前はこう解く」をお読みの方はお読みください。

姓名に潜んだ暗号は祖父母代で発生した隔世遺伝による因果関係である基礎運と 父母代から直接遺伝した影響運で読み解きます。

一般的に「遺伝」というと肉体的な特徴や体質的なものを思い浮かべることでしょうが、遺伝するのは身体的なものだけではありません。 記憶も遺伝するのです。

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姓名に潜んだ暗号は祖父母代で発生した隔世遺伝による因果関係である基礎運と 父母代から直接遺伝した影響運で読み解きます。

一般的に「遺伝」というと肉体的な特徴や体質的なものを思い浮かべることでしょうが、遺伝するのは身体的なものだけではありません。 記憶も遺伝するのです。

悔しい、悲しいといった負の感情は、いつまでも消える事なく記憶に残り、魂に深い傷をつけます。 この負の感情、つまりは無念な思いは直接遺伝で子に伝わり、さらに強い思いとなって孫の代へと隔世遺伝し、何とか思いを晴らそうとします。

この隔世遺伝した無念な思いを読み解いたのが基礎運です。そして、基礎運からは戸籍上にはない子供の数まで含んだ、 真の出生順位までもを読み解く事ができます。

基礎運を例に挙げると、生数は同性親系(男性なら父方の祖父、女性なら母方の祖母)、 和数は異性親系(女性なら父方の祖父、男性なら母方の祖母)からの遺伝によるもので、運勢は和数、つまりは異性親系の影響を強く受けます。

なぜなら、祖父母、父母と二代続けて果たせなかった思いを隔世遺伝した孫の代では性を変える事でなんとか成就しようとするからです。

そして、人は父母の感情の記憶も直接遺伝で受け取っています。これが影響運です。 影響運も基礎運同様、生数は同性親系(男性であれば父、女性であれば母) 和数は異性親系(男性であれば母、女性であれば父)からの遺伝によるもので、和数の方の影響が強く出ます。

今日はまず、下に列挙した方々の名前と運勢型をご覧下さい。

斜め型・斜め系
(物理学賞) 南部陽一郎 和数:斜め型連続・生数:斜め型一差
(物理学賞) 小柴昌俊 和数:斜め型三差・生数:斜め系四差
(化学賞) 野依良治 和数:中二差型斜め系・生数:中二差型斜め系
ヨコ型・ヨコ系
(物理学賞) 小林誠 和数:ヨコ型一差・生数:中一差型タテ系
(医学生理学賞) 利根川進 和数:ヨコ型一差・生数ヨコ型一差
(物理学賞) 湯川英樹 和数:中順序型ヨコ系一差・生数:中順序型ヨコ系二差
(平和賞) 佐藤栄作 和数:隔離型タテ系一差・生数:中順序型ヨコ系二差
上下型・上下系
(物理学賞) 益川敏英 和数:上下型連続・生数:順序型タテ系
(物理学賞) 朝永振一郎 和数:上下型連続・生数:斜め型連続
(化学賞) 福井謙一 和数:上下型二差・生数:上下系二差
(文学賞) 大江健三郎 和数:上下型連続・生数:斜め型連続
(物理学賞) 江崎玲於奈 和数:中順序型上下系二差・生数:隔離型上下系二差
(化学賞) 白川英樹 和数:中順序型上下系二差・生数:中順序型上下系二差
(文学賞) 川端康成 和数:順序型タテ系・生数:中順序型上下系一差
(化学賞) 田中耕一 和数:中順序型ヨコ系二差・生数:隔離型上下系二差
タテ型・タテ系
(化学賞) 下村脩 和数:中一差型タテ系・生数:タテ型三差

この方々は日本人ノーベル賞受賞者です。
ノーベル賞はいうまでもなく、ダイナマイトの発明者として有名なノーベルの遺言に従って1901年に始まった世界的な賞です。
1つの部門につき、1年で最大3名の枠があり、2008年のノーベル物理学賞は3名すべてが日本人という快挙となりました。 さらに化学賞でも日本人の受賞が出ました。

日本人初の受賞は1949年の湯川英樹氏で、今日までに16名の日本人が賞をいただいています。
そして、名前を調べてみると、16名中8名、半数の方の基礎運「上下型」もしくは上下系でした。

なぜ、ノーベル賞受賞者に「上下型」、上下系の方が多いのでしょう。
ではここで、2008年ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英氏の姓名を解読してみましょう。

私がこれからお話しすることは、純粋な姓名判断で読み解いたものであることをご承知おきください。

益川敏英氏は30年以上前に小林誠氏と共に研究、発表した「小林・益川理論」による物理学への貢献が評価され、 今回、小林氏と揃ってのノーベル物理学賞受賞となりました。

今でこそ、物理の世界では一般的になったという「小林・益川理論」ですが、 当時のお二人は宇宙の成り立ちに関わる「CP対称性の破れ」という現象を説明しようと悪戦苦闘し、 そして、ようやくたどりついた3つの仮説のうちの1つが名誉ある賞をもたらしたのです。

益川氏の姓名の基礎運は和数・「上下型」(連続)、生数「順序型」(タテ系)です。
基礎運から読み解いた「魂の出生順位」末子相三男相で、影響運に目をやると父から見ると四男、と出ています。
「上下型」の人は『家三代の興亡』二代目、もしくは四代目にあたります。

祖父母の代で、初めてできた子か最後にできた子の扶養義務を怠ったという経緯があるため、 隔世遺伝した孫の代では自らが親から扶養されない子、 つまりは婿養子境涯となり、他家、他人のために尽くすという人生運となります。
そのため、生家に残り家を継ぐと家系は潰れてしまいますが、 生家を離れ他郷であれば初代運となる可能性が高くなります。

先に挙げたノーベル賞受賞者の方々の割合をご覧いただければわかるように、「上下型」の人は、 誰も成し遂げたことのない世界で偉業を達成する人が多く見られます。
外へと向かっていくエネルギー、そしてチャレンジ精神が強いので、異境の地へ飛び出していく、 言い換えれば自らが求めて刺激的な生き方をする人です。

逆境をものともせず、勇敢に自分の道を突き進むタイプであり、最大・最高・最上を狙います。
普段はおとなしくてもここぞという時には目的に向かって勇猛果敢に道を切り開くことができ、 忍耐強く勤勉に努力するので新境地で大成功を収めることが多いのです。

また、目標が定まると、普通の人であれば階段を一歩ずつ上るように結果を目指すところを、 「上下型」の人は何段も飛ばして一気に駆け上がろうします。その結果、最大・最高・最上の栄誉であるノーベル賞を受賞する人もいますが、 「目的を達成したい」という気持ちだけが空回りしてしまい、失敗に終わる人も多いようです。

性格は真面目で実直、ただし、他人に媚を売ったり、お世辞を言ったりという事が苦手なので、世渡り上手とは言えません。
そして、話をするときに主語が抜けてしまうなどして、人とのコミュニケーションがうまくとれずに誤解されてしまうことがあります。

「上下型」と比べ、上下系はこれらの特徴は多少和らぎます。ですが、魂が狙っているものは同じです。
さて、益川氏と共に論文を発表した小林誠氏の姓名の基礎運は和数・「ヨコ型」、生数・「中一差型」(タテ系)です。

基礎運の「ヨコ型」は婦の系譜を代表する型で、これが女性に出ると婿取り運になり他家のために尽くす 養子相の「上下型」とは相性型になります。つまり、益川氏と小林氏とは男女の関係であれば相性型になっているのです。

相性というものは男女間にのみだけで生じるものではありません。
会社名と経営者の姓名であったり、ビジネスパートナーであったり、また身近なところでは友人関係でも相性が合う、合わないはあります。
そして、どんな間柄であれ、相性型同士が出会い、1つになった時には良い結果を生む可能性が高いものです。

益川氏と小林氏は婿取りと養子のように、お互いに惹かれ合う関係で、出会うべくして出会ったと言えるでしょう。

物事を判断、理解する能力に優れた頭脳を持つ益川氏、記憶性に優れた頭脳を持つ小林氏、この異なる二つの頭脳が出会い、 提唱した画期的論文が36年(和数・9)の時を経て、栄えあるノーベル賞受賞となりました。

しかし、お二人は自らの理論を実証する実験方法の提唱等はしませんでした。
その理由は益川氏いわく、「まっさらの、足跡のない中を歩き出すような仕事が好きで、結論が見えた後には興味を失ってしまったから」で、 CP対称性に関する論文はこの1本だけでやめてしまったそうです。新境地を求めて自分の意向に忠実に行動する「上下型」の方らしい発言です。

ちなみに、このコラムの第10回、「病気腎移植問題」でお話した医師が和数、生数とも、益川氏と同じです。 分野や規模は違いますが、前人未踏の世界への挑戦という意味では目指すところは同じである、とは言えないでしょうか。
(執筆日2008.10)

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