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連載コラム:名前はこう解く!
樹門幸宰が様々な事件や著名人を姓名学的な見地から解説する連載コラムです。
No.12 渋谷短大生バラバラ事件 の解説と鑑定結果
基礎運
| 生数 | 和数 |
|---|---|
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| 横型 連続 | 斜め型 連続 |
影響運
| 生数 | 和数 |
|---|---|
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<総行型> 行動強烈運
総-行 <総性型> 生涯わがまま運 性-総 <能愛型> 愛慕離別運 能-愛 <受先型> 七難八苦運 先-受 |
<前先型> 先徳運
能-総,前-先,行-受-後-下 <前行型> 前半ツキ運 前-行 <受先型> 七難八苦運 先-受 <前半・受動型> 惜別運 前-受 |
魂の出生順位:第3子魂 3男相
渋谷短大生バラバラ事件 樹門幸宰による解説
この占いは因果応報について語っていますが、宗教とは何ら関係がありません。
兄が妹を殺害、遺体を切断するという世にも奇怪な事件が起こりました。
祖父、両親は歯科医、長兄は歯学部の学生というエリート一家に何が起きたのでしょう。
この事件の主人公たちを「姓名の暗号」で解いて、中を分析的に見てみます。
この兄妹の父の姓名の基礎運(ベース運)は和数「順序型(タテ系)」生数「斜め型(一差)」です。
彼の母方の祖母は再婚による第四子魂(第八子魂)の、その父からみた長女相で、苦しい現状に耐えて生きた方です。また、父方の祖父は分家の離婚家系です。
「順序型」という運勢型は夫婦仲が円満な時に誕生し、バランスのとれた寛大な性格となります。しかし強い個性は持たず、影響運に大きく作用される運勢型でもあります。祖母代では自己否定を受け入れてまでも忍耐しましたが、その子供にあたる母の代ではそれだけの器量がなく、直接遺伝による影響運には良い運勢を持たないものが出る場合が多くなります。
総画一型(生涯凍心運)という影響運は全ての努力が水泡に帰すことを意味しています。父母または祖父母の代で俗世的な欲望を全て満たした場合に現れ、父本人は因縁を浄化しなければいけない代となり、家が絶える宿命を背負っているのです。
次に加害者である兄の姓名の基礎運(ベース運)は和数「斜め型(連続)」生数「ヨコ型(連続)」で出生順位は第三子魂三男相です。
母方の祖母は再婚家系で、嫁いだ先で孤立無援の孤独相で生きた方です。父方の祖父は夫婦が互いに人格を潰し合ったという葛藤霊で生数(ヨコ型)が和数(斜め型)に対する相性型となっています。つまり、相性型が自己の中で完結しており、他者や社会との接点がないままに不満足を抱えて生きるさびしい人生運となっているのです。
相性型が自己の中で完結する「自活運」の名前になる因縁をお話ししましょう。彼の父方の祖父は養子相で、婿入りした先で村八分的な冷遇を受けた方です。生家からも婿入りした先からも援助がなかったために、隔世遺伝する魂は兄弟、血縁も他人も同じであるという見方が強くなり、この物の考え方が兄が妹を殺めたきっかけとなったものであると見ます。つまりは肉親であっても対立したら赤の他人と同等レベルとなるわけで、これが惨劇の原因となったのです。
能愛型(愛慕別離運)という影響運からは父とその父(祖父)の代が家の再興をかけて子供に愛情を注ぐよりも仕事等に奔走して生きたという家系の流れを読み取る事できます。
また、総行型(行動強烈運)には三男三女の家が絶えるという暗示があり、ここで言う兄の姓名がそれに該当します。
最後に被害者となった妹は和数「タテ型(三差)」生数「タテ型(四差)」です。
父方の祖父は四男か八男で、母方の祖母は五女でどちらも分家家系で本家との落差に泣いた劣勢霊で生きた方です。
ここで「同じ両親、同じ祖父母を持つ兄妹ならば、同じ感情のDNAが遺伝して同じ運勢型になるのでは?」と疑問を感じた方もいるでしょう。
人間、生きていれば環境や精神性は日々変化するものです。彼らの姓名に表われているのは「それぞれが誕生した時の父母の年齢と同じ年齢の時点の祖父母の精神性」なのです。これは影響運にも言える事で、両親がそれぞれを懐妊、もしくは誕生した時の精神性が影響運として表われるのです。
「タテ型」という基礎運を持つ人は祖父母が分家家系の初代として深い挫折を味わっているために勝気で負けず嫌いな性格となり、完全完璧を目指します。自らの生き方には確固たる信念があり、言動も常に断定的でへつらう、おべっか、いい加減を嫌う性格で他からみたら自信に満ち溢れています。努力家で責任感も強いのですが、自分の立場だけを正当視し、無理を承知で突き進むという無謀な面があるために対人面では摩擦が生じやすい憂いがあります。
また、家は父方の祖父が初代で彼女の代が三代目に相当し、この代が婦の系譜の絶家代に相当します。
以上を要約するとこの歯科医師一家は子供たちの代が絶家代に相当し、このように事件が起きなければ子供たちは生涯独身で境涯を終える予定であったという事も読み解くことができます。
次に家相を見てみましょう。
外観から窺うと、東に玄関、東南に欠け、西にトイレがある事がわかります。
まず、東に玄関があるというのは愛情、金銭、劣勢性の復活を期待した分家家系の象徴で、第四子系、第八子系、第十二子系の方はここに玄関を持つものです。
「欠け」が生じている東南は長女のポジションです。
この家は東に玄関がありますから、東南は祖父母代が分家家系の第四子か第八子に生まれた次男、または四男さらには八男の流れをくむ、婦の系譜の孫の代の長女のポジションという事になります。
家相で最も凶相となる「欠け」は衰退や存在の否定と解き、そのポジションに該当する人の存在がない、と見ます。つまりは東南に「欠け」が生じているという事は「長女不在家系で長女の存在無し」ということを示しているのです。
ちなみにこの位置に玄関があれば祖父母代が離婚家系の第三子系の家の長女、ということになります。
同じく凶相である「水まわり」はそのポジションに該当する人の運勢を曇らせる、と見ます。言い換えれば、「欠け」はそのポジションに該当する人の存在を無くする、「水まわり」はその人を苦しめるという事になるのです。建立代の次の代、つまりは子供の代で家が終わる方が西にトイレを持ち、建立代の後半期に困難が訪れる事になります。
また、西は夫婦の魂が寄り添う接点であり、そこが損なわれるという事は夫婦で過ごす晩年は望めなくなります。
名前は良いけれど家相が悪いから幸せになれないという事はありえません。姓名と家相、それぞれから読み解いた結果は完全に一致しているものです。
この家は私の事務所の近くにあり、一昨年か、最近建ったものです。
生涯のうちで住まいを替える、家を建てるという事は珍しい事ではありません。
しかし、この一家は「長女の存在無し」という今回の事件を暗示した家を建て、それに相応しい結果を招くこととなったのです。
「名は体をあらわす」と言われ、家はそこに住む人達の運命を司ります。
すでに宿る因縁は名前で子供たちの代が家三代の興亡でいうところの三代目に該当しています。
また、それに相応しい家を建ててしまったことが残念です。









