姓名判断で読み解く:小室哲哉

樹門幸宰が様々な事件や著名人を姓名学的な見地から解説する連載コラムです。

姓名判断で読み解く事件・著名人一覧へ

前の記事へ

次の記事へ

No.32 小室哲哉の姓名で読む栄枯盛衰

姓名判断:小室哲哉の姓名で読む栄枯盛衰
① 隔世遺伝
父方の祖父からの遺伝 母方の祖母からの遺伝
斜め型 二差 斜め型 一差
② 直接遺伝
父からの遺伝 母からの遺伝

<前先型> 先徳運

<前行型> 前半ツキ運

<受先型> 七難八苦運

<前半・受動型> 惜別運

<前名型> 前期名望運

<前総型> 自力本願運

<後半一落ち型> 混濁混迷慟哭運

<総名型> 名誉固執運

<前半・受動型> 惜別運

* 恋愛系人気No.1! 有料 - 恋愛 姓名判断:超・恋愛相性占い あなたとお相手(パートナー)の恋愛はゴールするの?二人の相性は!?

有料 - 恋愛 姓名判断:超・恋愛相性占い

「小室哲哉」 樹門幸宰による解説

初めて「姓名判断で読み解く」をお読みの方はお読みください。

姓名に潜んだ暗号は祖父母代で発生した隔世遺伝による因果関係である基礎運と 父母代から直接遺伝した影響運で読み解きます。

一般的に「遺伝」というと肉体的な特徴や体質的なものを思い浮かべることでしょうが、遺伝するのは身体的なものだけではありません。 記憶も遺伝するのです。

続きを読む

姓名に潜んだ暗号は祖父母代で発生した隔世遺伝による因果関係である基礎運と 父母代から直接遺伝した影響運で読み解きます。

一般的に「遺伝」というと肉体的な特徴や体質的なものを思い浮かべることでしょうが、遺伝するのは身体的なものだけではありません。 記憶も遺伝するのです。

悔しい、悲しいといった負の感情は、いつまでも消える事なく記憶に残り、魂に深い傷をつけます。 この負の感情、つまりは無念な思いは直接遺伝で子に伝わり、さらに強い思いとなって孫の代へと隔世遺伝し、何とか思いを晴らそうとします。

この隔世遺伝した無念な思いを読み解いたのが基礎運です。そして、基礎運からは戸籍上にはない子供の数まで含んだ、 真の出生順位までもを読み解く事ができます。

基礎運を例に挙げると、生数は同性親系(男性なら父方の祖父、女性なら母方の祖母)、 和数は異性親系(女性なら父方の祖父、男性なら母方の祖母)からの遺伝によるもので、運勢は和数、つまりは異性親系の影響を強く受けます。

なぜなら、祖父母、父母と二代続けて果たせなかった思いを隔世遺伝した孫の代では性を変える事でなんとか成就しようとするからです。

そして、人は父母の感情の記憶も直接遺伝で受け取っています。これが影響運です。 影響運も基礎運同様、生数は同性親系(男性であれば父、女性であれば母) 和数は異性親系(男性であれば母、女性であれば父)からの遺伝によるもので、和数の方の影響が強く出ます。

私がこれからお話しすることは、純粋な姓名判断で読み解いたものであることをご承知おきください。

小室哲哉の名前は「斜め型(別称:B型)」です。この運勢型の人は「感性」が豊かで、誰からも愛される 人気スターを目指すタイプです。性格は純粋で素直、好き嫌いが激しく、直情的でわがままです。
一方、家系は父方も母方も、離婚と再婚によって家系が継承されてきた離婚家系です。

祖父母が再婚で生まれた子で、家系にある“夫婦が離別して味わった孤独”の“魂”隔世遺伝して、 彼が人気を欲する人格となったのです。
また、彼自身も離婚と再婚によって子孫を継承しようとします。

彼の名前の影響運を見ると、人生の前半に天佑がありますが(前半ツキ運)、 後半はすべて1に帰す(「後半一落ち型」)となっています。
そもそも「小室」という姓のように姓の下が9画(または10画)になっている家系は、 名誉運と前半運が同格になって強調されるので、若くして大活躍しても人生の中盤に は運を使い切ってしまいます(前期名望運)。

さらに、一生名誉にこだわって生き、プライドが保てなくなると、どんなことをしても体面を繕うところがあるため、 名誉に輝くか不名誉に泣くか両極端のスキャンダラスな運勢(生涯の面目躍如運)です。
つまり、姓名が示す通りの人生を生きたということなのです。

「斜め型」の彼は、音楽家として非常に才能があることは変わりありません。
今回、彼が栄光から一転してしまったのは、それが“運勢”だったからです。
つまり、どんなに才能や能力があろうと、天佑が尽きてしまえば運勢が落ちるようになっています。

また、世の中には永遠というものは存在せず、常に変化し、やがて消滅するのが自然の法則です。
それが『家三代の興亡』のように、家系の三代のサイクルによって繁栄と衰退を繰り返すようになっています。

しかし、「斜め型」の興隆は、本人一代限りの繁栄であることが多く、彼は「絶家代」の名前ですから、次の代に残すことができません。

環境が変化し、収入が減ってしまったのであれば、我慢しても支出を抑えなければなりませんが、 直情的で我慢が苦手な「斜め型」の要素と、名誉的でプライドが高い要素を併せ持っているので、 生活の質を落とすことができなかったということなのでしょう。

姓名判断で読み解く事件・著名人一覧へ

前の記事へ

次の記事へ