姓名判断で読み解く:ノーベル賞受賞 小柴昌俊

樹門幸宰が様々な事件や著名人を姓名学的な見地から解説する連載コラムです。

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No.06 ノーベル物理学賞受賞「小柴昌俊」の解説と鑑定結果

姓名判断:ノーベル物理学賞受賞「小柴昌俊」
① 隔世遺伝
父方の祖父からの遺伝 母方の祖母からの遺伝
斜め型 四差 斜め型 三差
② 直接遺伝
父からの遺伝 母からの遺伝

<能名型> 名誉挽回運

<前半・受動型> 惜別運

<前名型> 前期名望運

<前総型> 自力本願運

<総名型> 名誉固執運

<前半・受動型> 惜別運

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東大特別栄誉教授「小柴昌俊」樹門幸宰による解説

初めて「名前はこう解く」をお読みの方はお読みください。

姓名に潜んだ暗号は祖父母代で発生した隔世遺伝による因果関係である基礎運と 父母代から直接遺伝した影響運で読み解きます。

一般的に「遺伝」というと肉体的な特徴や体質的なものを思い浮かべることでしょうが、遺伝するのは身体的なものだけではありません。 記憶も遺伝するのです。

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姓名に潜んだ暗号は祖父母代で発生した隔世遺伝による因果関係である基礎運と 父母代から直接遺伝した影響運で読み解きます。

一般的に「遺伝」というと肉体的な特徴や体質的なものを思い浮かべることでしょうが、遺伝するのは身体的なものだけではありません。 記憶も遺伝するのです。

悔しい、悲しいといった負の感情は、いつまでも消える事なく記憶に残り、魂に深い傷をつけます。 この負の感情、つまりは無念な思いは直接遺伝で子に伝わり、さらに強い思いとなって孫の代へと隔世遺伝し、何とか思いを晴らそうとします。

この隔世遺伝した無念な思いを読み解いたのが基礎運です。そして、基礎運からは戸籍上にはない子供の数まで含んだ、 真の出生順位までもを読み解く事ができます。

基礎運を例に挙げると、生数は同性親系(男性なら父方の祖父、女性なら母方の祖母)、 和数は異性親系(女性なら父方の祖父、男性なら母方の祖母)からの遺伝によるもので、運勢は和数、つまりは異性親系の影響を強く受けます。

なぜなら、祖父母、父母と二代続けて果たせなかった思いを隔世遺伝した孫の代では性を変える事でなんとか成就しようとするからです。

そして、人は父母の感情の記憶も直接遺伝で受け取っています。これが影響運です。 影響運も基礎運同様、生数は同性親系(男性であれば父、女性であれば母) 和数は異性親系(男性であれば母、女性であれば父)からの遺伝によるもので、和数の方の影響が強く出ます。

この占いは因果応報について語っていますが、宗教とは何ら関係がありません。

1949年、湯川秀樹博士のノーベル物理学賞受賞から、今日までに12人の日本人がノーベル賞各賞を受賞しています。
化学系受賞者9人の中に今年のノーベル物理学賞有力候補とされている中沢正隆教授と同じ、「斜め型(別称:B型)」という運勢型を持つ人物がいます。 2002年に日本人としては4人目、29年ぶりのノーベル物理学賞受賞者である小柴昌俊東京大学特別栄誉教授です。

小柴教授の基礎運和数「斜め型・三差」生数「斜め型・四差」です。
“姓名の暗号”では同じ、又は連続した数字の間隔によって「魂の出生順位」を割り出します。 「斜め型」は子魂が三の倍数となり、「斜め型・連続」の中沢教授の出生順位は3子系三男相でした。
小柴教授は数字の差が四つあるので6子系五男相、つまり「六番目の子供。姉が一人いる五男」という事になります。

総体的に配偶者がお互いに関心を持っていられるのは二人目の子供までという独自の考えから、 三差、四差となると六人の子供を儲けた=何回も配偶者を変えたという見方をします。
また、“姓名の暗号”で解く出生順位とは「この世に生まれる事無く消えてしまった子供」も含むので戸籍上の出生順位とは違う場合があります。 流産、堕胎、受精後に着床する事なく流れてしまったという子供も兄弟・姉妹として数える為、このような現象が起こるのです。

「斜め型」が誕生する因縁や、隔世遺伝した“感情の遺伝子”によってもたらされる個性については前回お話しました。
「感性」や「直感」、ひらめきといった物は新しい発見や物事を研究するに当たっても、とても重要な要素です。 また、その場の状況を一瞬のうちに読み取り、行動に移す事ができる「斜め型」だからこそ、 世界で初めて太陽系外の素粒子を捉えるという快挙を成し遂げたのではないでしょうか。

小柴教授は「理論的には予言されていながら観測されていない陽子崩壊を何とか確認できないものか?」との依頼を受け、 たった一晩で概念図を書き上げました。実は依頼される20年も前から、その実験装置を考えていたそうです。

そして完成したのが地下1000メートルに設置された巨大な水槽、「カミオカンデ」です。
しかし、この装置では陽子崩壊の現象をとらえる事は出来ず、確実に成果を上げられる観測として、 大気中の素粒子「大気ニュートリノ」の検出を試み始めました。
そして、超新星爆発で放出されたニュートリノを「カミオカンデ」で初めて検出し、ニュートリノ天文学という新しい研究分野を開拓しました。

では、小柴教授の影響運をみてみましょう。
「前名型(前期名望運)」は文字通り人生の前半に係る影響運です。 人生の前半、27歳頃まではツキに恵まれるという物で、言い換えればその時期に以降の人生を維持するだけの要素を築くと捉える事も出来ます。
人格ができあがる前からもてはやされる為、高慢になりやすく、大半の人は28歳以降の人生が崩れがちです。 が、奢らず、高ぶらずに自分を抑えられれば28歳以降の人生も花咲くものとなります。

「前総型(自力本願運)」は表面的には基礎運(ベース運)の「タテ型(別称:A型)」に似ています。
運やツキには頼らず、ターゲットを絞ったら何が何でも自力で成し遂げるという精神性やたくましさを持った人です。

しかし、逆の見方をすると無理無謀をするとも解釈でき、マイナスに作用すると自分を追い詰めてしまう事にもなりかねません。 年齢的に見ると27歳頃からは信念や意志力が強化され、自己主張が強くなるようです。
また、タテ型は「名と実」を狙いますが、この型は狙いが高尚過ぎる為、「名」は遂げても「実」が伴わない事が多いようです。
対人関係に気を配り、初期の苦労を乗り越える事が出来れば誰からも尊敬される人となります。

「能名型(名誉挽回運)」は祖父母代が貧困や社会的に不名誉な境遇で世間から白眼視された家の孫の代に出る傾向があります。 父母代でも生きる為の条件が整わず、人格が否定され、失意の底にあった事がうかがえます。
その為、この型を持つ人は世間に何かを主張して、勇気を持って積極果敢に物事に立ち向かう、まじめで誠実な努力家です。 そうした姿に賛同が得られれば、結果として名声を博し、ひいては名誉へとつながるわけです。

小柴教授は物理の成績が悪い、と言われ悔しい思いをしたのが現在の道へと進むきっかけとなり、 家計を助ける為にアルバイトをしながらの学生生活は週に一回しか学校へ行けないという状況だったそうです。
道のりは決して平坦な物ではありませんでしたが、あきらめることなく歩んできた結果、世界にも名を知られる存在となったのです。

その功績の偉大さから、「いつかノーベル賞が与えられるだろう」と言われ続け、そしてついに受賞。
インタビューに満面の笑みで「苦労なんて感じません。 無我夢中でここまできました」と答える一方で、「毎年受賞者が発表されるたびに今年もはずれかと落胆しました」と付け加えたそうです。

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