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名前はこう解く!

樹門幸宰が様々な事件や著名人を姓名学的な見地から解説する連載コラムです。

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No.36 首都圏連続結婚詐欺事件を解く

初めて「名前はこう解く」をお読みの方はお読みください。

姓名に潜んだ暗号は祖父母代で発生した隔世遺伝による因果関係である基礎運と 父母代から直接遺伝した影響運で読み解きます。

一般的に「遺伝」というと肉体的な特徴や体質的なものを思い浮かべることでしょうが、遺伝するのは身体的なものだけではありません。 記憶も遺伝するのです。

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姓名に潜んだ暗号は祖父母代で発生した隔世遺伝による因果関係である基礎運と 父母代から直接遺伝した影響運で読み解きます。

一般的に「遺伝」というと肉体的な特徴や体質的なものを思い浮かべることでしょうが、遺伝するのは身体的なものだけではありません。 記憶も遺伝するのです。

悔しい、悲しいといった負の感情は、いつまでも消える事なく記憶に残り、魂に深い傷をつけます。 この負の感情、つまりは無念な思いは直接遺伝で子に伝わり、さらに強い思いとなって孫の代へと隔世遺伝し、何とか思いを晴らそうとします。

この隔世遺伝した無念な思いを読み解いたのが基礎運です。そして、基礎運からは戸籍上にはない子供の数まで含んだ、 真の出生順位までもを読み解く事ができます。

基礎運を例に挙げると、生数は同性親系(男性なら父方の祖父、女性なら母方の祖母)、 和数は異性親系(女性なら父方の祖父、男性なら母方の祖母)からの遺伝によるもので、運勢は和数、つまりは異性親系の影響を強く受けます。

なぜなら、祖父母、父母と二代続けて果たせなかった思いを隔世遺伝した孫の代では性を変える事でなんとか成就しようとするからです。

そして、人は父母の感情の記憶も直接遺伝で受け取っています。これが影響運です。 影響運も基礎運同様、生数は同性親系(男性であれば父、女性であれば母) 和数は異性親系(男性であれば母、女性であれば父)からの遺伝によるもので、和数の方の影響が強く出ます。

インターネットが普及した昨今、結婚を前提とした男女の出会いをサポートするサイトもあるそうですね。
様々な理由から異性と出会うきっかけが制限されている方にとっては救世主のようなサイトでしょう。
ですが、真剣に出会いを求めた男性から金銭をむしり取り、あげく命を奪う(容疑)という何とも言えない事件が起きてしまいました。

私がこれからお話しすることは、純粋な姓名判断で読み解いたものであることをご承知おきください。

俗に言う「婚活サイト」で彼女と知り合った男性達が次々と不可解な最後を迎えた 「首都圏連続不審死事件」の容疑者の女性の姓名の基礎運和数生数共に「中順序型」(上下系二差)です。
姓名を読み解くと、この女性の祖父母は配偶者と死別後再婚し、先の結婚で授かった子供の扶養義務を怠ったということがわかります。

隔世遺伝した孫の代は、この捨て置かれ、愛情に飢えた子供の無念な思いを受け、自らが捨てられた子のような境涯となり、 困難を強いられるようになります。
この運勢型の人は行動的で実践に強く、優秀な頭脳を生かして降りかかる試練をくぐり抜ければ社会的に成功することもできます。
ですが愛情に恵まれず、自分の思いは叶わず、人生運そのものは「悔いばかり」となります。

和数・生数の基礎運が同じであるという事は父方の祖父と母方の祖母の“感情のDNA”つまり因縁が同じで、 祖父母代で成せなかった事を当代で成そうとする思いがとても強い事の表れです。

このような運勢を背負った人は逆境を乗り越え社会で自分の能力を最大限に活用して成功する可能性があります。
が、一歩間違えると我欲だけを馳せようとするエゴの極地に至ってしまう可能性も否めません。
報道を見る限り、この女性は間違いなく後者であると言わざるをえません。

次に影響運を見てみましょう。
この女性の家は欲望をうまくセーブできないせっかちな家系です。対面を重んじる性格で、 思い立ったら即行動に移さなければ気が済まず、じっくり待つ事ができないのです。
せっかち家系の人は夢に向かって精力的に動くタイプで、それが吉と出ればすばらしい栄誉を勝ち取る結果となります。
ですが、多くの場合は我が強くワンマンなことから疎まれてしまいがちです。

最悪の場合、我欲に走って自制心を失い、犯罪に走る結果となりますので煩悩をいかに抑えるかが分かれ道となります。
さらには両親が健在なら子供、子供が健在ならば両親のどちらかが不運というように 親子共々が幸福ということはまず有り得ない家となっています。
子孫を末永く継承することができない宿命で、親子の縁が薄く、独立独歩の人生を歩むようになります。

さて、この女性は多くの場面で『偽名』を使っていたそうです。
犯罪にかかわったので『偽名』と言われていますが、これも後から名乗った新しい名前であることに違いはありません。
このように人生の途中で名前が変わるという事は祖父母代のその年齢の時に精神的、環境等の変化があった事の表れです。
そして、人生の結果は一番最後に名乗った名前で出ますので、今回の事件には『偽名』の因縁が大きくかかわっていると言えます。

こちらの名前はいかがなものかと見てみると、和数・「中順序型」(ヨコ系一差)、生数・「隔離型」(斜め系二差)となっています。
この名前であると善と悪、大人と子供といった二面性を持ち、唯我独尊の精神で世の中は 自分を中心に回っているという思いで生きるようになります。

プライドも高く、普段は誰からも認められる淑女のような女性を目指しエレガントに振舞うのですが、 自分のこだわっている事を否定されたり理解されないとプツンと切れて別人のように変貌する傾向が伺えます。

またこの女性は本名、偽名ともに『予定や計画を立ててその通りに実行する』運勢があります。
これは父の生活ぶりが無計画的であったことの表れです。家が昔からの素封家で、 その伝統を守ろうとするあまり改革が進まず、惰性に流されて生きたのです。

その反動で、必要以上に計画性を全面出し実現しようとしますが、自らの願望を叶えようとするあまり極端なエゴに走りやすくなります。
予定に合わない不都合なことや無理だと思うことを切り捨て、意に沿ったことのみに専念するようになるのです。

音は全く違うのですが、愛情に恵まれず、自らの存在を誇示しようという思いが強いエゴの塊のような女性である事に変わりはありません。
本名も偽名も本質、根本的な運勢は何ら変わりがない、つまりは生まれ持った因縁からは逃れられないということです。

被害者の方々のご冥福をお祈りいたします。
(執筆日2010.2)

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