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名前はこう解く!

樹門幸宰が様々な事件や著名人を姓名学的な見地から解説する連載コラムです。

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No.23 企業の盛衰はこう解く(赤福)

姓名判断:企業の盛衰はこう解く(赤福)
① 隔世遺伝
父方の祖父からの遺伝 母方の祖母からの遺伝
中順序型 ヨコ系 二差 中順序型 ヨコ系 二差
② 直接遺伝
父からの遺伝 母からの遺伝

<前後型> 行き詰まり運

<前行型> 前半ツキ運

<後行型> 意図実行運

<前後型> 行き詰まり運

赤福 樹門幸宰による解説

初めて「名前はこう解く」をお読みの方はお読みください。

姓名に潜んだ暗号は祖父母代で発生した隔世遺伝による因果関係である基礎運と 父母代から直接遺伝した影響運で読み解きます。

一般的に「遺伝」というと肉体的な特徴や体質的なものを思い浮かべることでしょうが、遺伝するのは身体的なものだけではありません。 記憶も遺伝するのです。

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姓名に潜んだ暗号は祖父母代で発生した隔世遺伝による因果関係である基礎運と 父母代から直接遺伝した影響運で読み解きます。

一般的に「遺伝」というと肉体的な特徴や体質的なものを思い浮かべることでしょうが、遺伝するのは身体的なものだけではありません。 記憶も遺伝するのです。

悔しい、悲しいといった負の感情は、いつまでも消える事なく記憶に残り、魂に深い傷をつけます。 この負の感情、つまりは無念な思いは直接遺伝で子に伝わり、さらに強い思いとなって孫の代へと隔世遺伝し、何とか思いを晴らそうとします。

この隔世遺伝した無念な思いを読み解いたのが基礎運です。そして、基礎運からは戸籍上にはない子供の数まで含んだ、 真の出生順位までもを読み解く事ができます。

基礎運を例に挙げると、生数は同性親系(男性なら父方の祖父、女性なら母方の祖母)、 和数は異性親系(女性なら父方の祖父、男性なら母方の祖母)からの遺伝によるもので、運勢は和数、つまりは異性親系の影響を強く受けます。

なぜなら、祖父母、父母と二代続けて果たせなかった思いを隔世遺伝した孫の代では性を変える事でなんとか成就しようとするからです。

そして、人は父母の感情の記憶も直接遺伝で受け取っています。これが影響運です。 影響運も基礎運同様、生数は同性親系(男性であれば父、女性であれば母) 和数は異性親系(男性であれば母、女性であれば父)からの遺伝によるもので、和数の方の影響が強く出ます。

いよいよ2008年がスタートしました。今年はどんな年になるのでしょうか。

伊勢神宮への初詣は歴代首相の恒例行事となっているようですが、今年も福田康夫首相が参拝したそうです。
その福田首相、他の参拝客の方々も、参拝後に「土産に出来ずに残念」と言っていたのが赤福です。
創業300年、伊勢土産の代名詞といっても過言ではない赤福の偽装が明るみに出たのは昨年10月の事でした。

昨年は赤福を始め、一流企業の不祥事が次々と表沙汰になっていますが、長年にわたって事業を続けてきた企業が、 今このタイミングで事件となっているのは弊占聖学の占いで解けば決して偶然ではありません。

すべての物事には必ずスタートと終点、原因と結果があるように、当然の原因があったに違いないのですが、 それは経営者の判断や、設計段階からのミスなどといった具体的要因ではなく、企業が僅かな不祥事によって破綻したり、 たった一つの人気商品によってトップに上り詰めたりすることには更にもっと奥深い根本的な原因があるのです。

実は、これらの問題のすべての元をたどると、原因は社長の『運命』と『社運』によるものではないでしょうか。
しかも、運命の道筋は創業時に既についていて、それは『商号』という形で運命のレールが敷かれていたのです。

私がいつも述べているように、姓名には暗号が隠されていて、その暗号を解読することによって運勢を知ることができます。
これは、個人の姓名に限らず、商号もまた然りで、代表取締役の姓名と併せて読み解くことができます。

社長の運勢は会社の運勢とイコールで結ばれ、社長個人の運勢によって繁栄に向いたり衰退に向いたりするものです。

会社には「創業者の願いを達成させるため」、言い換えると「創業者の精神的欲望や物欲を満足させるため」の名前(商号)が 自然と付けられるようにできています。
その会社を創業者が一代で立ち上げ、一代で潰してしまうのか、二代、三代、六代、九代…と社長が何代替わっても継続していくのかどうかは、 商号と社長の名前を読み解けば一発で判明することになります。
それならば、会社の運命のレールを敷く創業者の精神的な願いや欲望はどこから生まれるのでしょうか。

その答えは創業者の祖父母代の人生にあります。

人の脳(精神または魂)は肉体と同様に、両親からの直接遺伝と祖父母からの隔世遺伝によってできていて、祖父母や両親が成し遂げることができなかった無念な思いを遂げようとするようになっています。
それが性格や性質、そして運勢として人生をかたち作っているというのが私の考えです。

つまり、これこそは“種族保存本能”の主要な部分で、この精神性で構成されているというわけです。
では、冒頭で名前の出た赤福を例にお話しましょう。
私がこれからお話しすることは、純粋な姓名判断で読み解いたものであることをご承知おきください。

赤福は、1954年に八代目当主の未亡人である濱田ます氏が企業化し、初代社長になりました。
現社長の濱田典保氏は、濱田ます氏のひ孫で、家系で言うと、ます氏から数えて四代目です。
彼が社長ですが偽装発覚時に実権を握っていたのは当時会長であった父の濱田益嗣氏であったそうです。

まず、ます氏の姓名の基礎運和数生数共に「隔離型」(斜め系一差)です。
これは多くの創業者と同様に、唯我独尊の名前で、父方も母方も祖父母の代で世間から白眼視された因縁があり、 世の中を見返そうとする反骨心の強い名前です。

そして、濱田家の人々の名前をみると、完全に婦の系譜です。
婦の系譜とは、女性の力に頼った形で家系が繋がっていることで、つまり継承は母方であり女性の姉妹によって繋がります。
また、どんなに男性が気張ってみても、女性が権力を握っていて、その強さは全般的な能力だけでなく生命力までに及びます。

これを濱田家で言うと、会社の初代社長の濱田ます氏は未亡人だということなので、 夫が短命であったということは言うに及びませんが、次代の裕康氏も戦死なさったそうで、 赤福二代目社長はます氏の孫の益嗣氏が後継者として社長に就任しています。

益嗣氏の姓名の基礎運は和数・「上下型」(連続)、生数・「上下型一差」で、母方の祖母が最初の結婚を失敗し、 その時に二人の子供をそこに置き去りにして再婚、それで誕生したのが益嗣氏の父です。
結果からいうと女性がわがままできる『婦の系譜』で、従って益嗣氏は両親の庇護を得られない養子相で出ています。
また、影響運を見てみると、姓名の総合運の和数が「1」になる「総画一型」が現れています。

これは「上下型」の強い行動力で物事を遂行しますが、その結果が“1(原点)”に戻ることを示しています。
従って、残念ながら家系が途絶えるときに出る「絶家代」です。

この名前が濱田家の運命を決定付けたと言っても過言ではありませんが、実は、益嗣氏は改名をされているそうです。
改名前の姓名の基礎運は和数・「斜め型」(連続)、生数・「順序型」(斜め系)です。
彼は元の名でも改名後の名でも、影響運の「影型」が現れています。
これは、誕生そのものを母親から否定されたことを物語っており、彼を身ごもったときの母の気持ちに、 夫婦としてこの子を最後の子にしようとした思いがあったのです。

夫婦で子供を育てることへの不安や将来に対する危惧があり、“この子がお腹にいなければ…”というような否定的感情を抱いていたのです。
それは夫が戦争に行っていたのですから無理もないことでしょう。
そして改名後の名前からは両親から庇護を受けられませんという運勢があらわれており、同時に強すぎる名誉欲が災いして、 逆にスキャンダラスな結果を導くようになっています。

誰が改名したかわかりませんが、この改名で運命が決定的になってしまったことはいうに及ばず、 偶然にこの名前を名乗るようになっていたのではなく、ご本人の、もともとの運勢がこの名前を名乗るようになっていたのです。

さて、“赤福”という商号の基礎運は和数・生数共に「中順序型」(ヨコ系二差)です。
これは人々から認容される一流ブランドを狙いますが、「何故に自分はこうならなければならないの!」と、 悔いが千年残るという、婦の系譜の代表的な名前です。

その裏付けとして、初代の濱田ます氏から現社長の濱田典保氏(姓名の基礎運 和数・「中二差型」(タテ系)、生数・「タテ型」(三差))まで、 全員が三男三女相で、赤福の商号も三男三女相です。
結婚は同じ出生順位同士で一緒になるのが本当の相性であり、そうであればこそ良い結果に結びつくという大前提の条件です。

したがって、社長の出生順位と商号の出生順位が同じでなければ会社の経営がうまくいくはずがありません。
そして、世の中の法則に照らし合わせると、三男三女で継承されてきた家系は、繁栄した代から丸三代で没落し、 継承は四男四女の家系へと移っていきます。 特に三男三女の家系が四男四女相での継承に切り替わるときに問題が起こりやすく、企業であれば潰れる代に突入したと読み解きます。

家系は同じ「魂の出生順位」の子孫によって継承する“種族保存本能”の法則によって流れています。
会社も同じで、代が変わっても『同じ出生順位』の代表取締役によって継承するようになっています。

個人の運勢が種族保存本能による『家三代の興亡』で支配されるように、企業の盛衰も同法則で盛衰を繰り返しているのです。
(執筆日2008.1)

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