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連載コラム:三代の興亡はこう解く!

樹門幸宰が様々な事柄や著名人について三代の浮き沈みにフォーカスをしぼった特別稿です。

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第9回 穴吹工務店の三代の興亡

どんなに繁栄を誇った家でも三代ほど続くとなぜか精彩を失うのが世の習いです。
家系というものは永久に繁栄することはなく、三代ごとに繁栄と衰退を繰り返すのが自然の法則です。
しかしながら、時には絶家、つまりは衰退から再び繁栄する事なく、その家の姓そのものがなくなってしまう事があります。
これは「家系」だけではなく「企業」にも当てはまる法則です。

さて、四国において過去最大規模の倒産となった株式会社 穴吹工務店。負債額は今年5番目の大型だそうです。
では、なぜ穴吹工務店が現在のような結果となったのかを歴代社長の名前から読み解いてみましょう。

私がこれからお話しすることは、純粋な姓名判断で読み解いたものであることをご承知おきください。

穴吹工務店は創業者=初代 穴吹喜作氏から二代目社長の夏次氏、そして前社長で三代目の英隆氏へと世襲で受け継がれてきた企業です。
初代 喜作氏の姓名の基礎運は和数・斜め型一差、生数・斜め型二差です。和数、生数が同じ運勢型であるという事は父方と母方に同じ感情のDNA、つまりは同じ因縁があり、その因縁が濃い事を意味しています。
このような運勢を背負った人は逆境を克服し、社会的に認められる職業で持てる能力を最大限に生かして成功する可能性があるものです。しかしながら、影響運をみてみると「何かをやらねば」という義務感が強く、強気で押し通そうとする傾向があり子供の代が制圧されて絶家をまねきやすくなるという暗示があります。

事実、二代目社長である夏次氏は和数・中二差型斜め系、生数・中広型斜め系三差で絶家名、影響運にも絶家となる運命が見受けられます。
つまりは夏次氏の代で穴吹工務店は現在の状況となる事が決定付けられていたと考えられます。
そして三代目社長、英隆氏は和数・中一差型斜め系、生数・斜め型三差でやはり絶家名。
穴吹工務店は倒産という結果となりました。

ここで「家は三代ごとに繁栄と衰退を繰り返すはずなのに、なぜ穴吹工務店は三代で終ってしまったのだろう?」とお考えになる方もおいででしょう。
繁栄の初代となるのは夫の系譜の人で、まず財を築きます。次代からはこの財を管理する婦の系譜となり、徐々に勢いを失っていきます。次々代ともなると初代が築いた財は底をつき、その後にはいよいよ衰退の代を迎えることとなります。 そして、衰退の三代の中で我欲をはせる事なく耐え抜いた後に再び興隆代を迎えるのです。

穴吹工務店創業者の喜作氏の姓名からは婦人の系譜の三代目もしくは一代限り栄える事が読み解けます。つまりは順当な繁栄の初代ではないのです。
したがって息子である夏次氏は繁栄代にあらず、孫の英隆氏ともなると完全な衰退代となっています。

また、築きあげたものが清算されて無になってしまうという現象は昔から言う「盛者必衰」つまりは栄えた者は必ず滅ぶ、という摂理に当てはまり、有限の世界に無限の欲望を抱き、多くを摂取しすぎた時に起こるとも言えます。
二代目 夏次氏、三代目 英隆氏の姓名から初代 喜作氏は「エゴを満喫し、世俗的な欲望の全てを満たした」事を知ることができます。(総格1型)
穴吹家は喜作氏の代で穴吹工務店を設立、成長させ、息子である夏次氏へと繋げる事で満足しきったのでしょう。
夏次氏の代ではすでに清算が始まり、なんとか英隆氏の代まで繋げる事はできたものの遂には無になった、という事になります。

世襲企業である場合、その家系の辿るべき道がそのまま会社に反映されます。
穴吹家の興亡がそのまま穴吹工務店に反映されたわけです。

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